局所性ジストニア その4

2018年02月04日

今日は息抜きにおバカなことを書こうと思います。以下のことは私の勝手な想像、希望、あるいはほとんど妄想・妄言ですから、決して真に受けないようにお願いいたします。

■頭の良くなるクスリ
フォーカル・ジストニアの診断を受けたときに医者から処方された薬があって、アーテン錠というのがそれです。調べてみると、このアーテン錠はアセチルコリンの働きを妨げる作用があるらしい。

で、アセチルコリンが何かというと神経伝達物質、すなわち末端の感覚を脳に伝えたり、脳の指令を体の各部に伝える際に神経繊維相互間でやりとりされるもののひとつです。このアセチルコリンの働きを妨害するわけですから、アーテン錠を服用すると神経の信号の伝わり方が悪くなる。それで勝手に手指を動かそうとする信号を止めようというのが狙いでしょうね。

同様の作用を狙ったものにボトックス(ボツリヌス毒素)があります。これは患部に直接注射するもので、期待どおりの効果が得られることが多いようです(ただし効果があるのは一定期間だけ)。それに対してアーテン錠は口から飲むものですから、全身のどこで効くか分からない。フォーカル・ジストニアを発症しているような「とんがった」ところにだけうまく効いてくれればいいんですが、どうも今のところ私には何の効き目もないようです。

ところで、アセチルコリンは「頭の良くなる薬」で検索すると出てきたりします。なにしろ神経伝達物質ですから、これがたくさん分泌されれば頭の回転が早くなるって期待されているんでしょうね。

ですが「頭の良くなる薬」にはアセチルコリンどころではない大本命がいます。「オメガ3脂肪酸」というやつです。これは、『神経細胞の細胞膜を柔らかくし、樹状突起を増やしたり、軸索の成長を促して脳・神経系の健全性を保つ(wikiペディア)』のだそうですから、思考や運動能力に直接的に大きく関わっているものと想像されます。

青魚に多く含まれるという、例の、あの、DHAもオメガ3脂肪酸の一種です。ひところスーパーの魚売り場で『♪~さかなさかなさかな~~ さかなを食べると~~ あたまあたまあたま~~ あたまがよくなる~~』という曲が流れていましたよね。あれは、まんざら根拠の無いことではなかったということです。余談ですが、某有名ギタリスト様の大学の卒業研究のテーマがDHAだったと伺ったこともあります。

それはさておき。

私は「感覚運動再帰訓練」によってフォーカル・ジストニアからの復帰をめざしているわけですが、これは単純に言うと、勝手な運動を起こさないような新たな神経回路を作るってことです。

ということは、オメガ3脂肪酸が役に立つかもしれない。つまり、青魚をたくさん食べて、正しい訓練をすることで、新たな神経回路の生成が促進されませんかねえ。もっとも、間違った訓練をしてしまうと、いらぬ神経回路がどんどん作られて、症状が悪化する速度もアップしてしまうかもしれませんが・・・(´・ω・`)

冒頭にも書きましたが、上記のことは真に受けないで下さいね。なにしろアーテン錠の副作用に「 幻覚」「精神錯乱」「譫妄」「気分高揚」なんてもあったりしますから。

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