幼稚園だよりの記事のようなタイトルですが、捨てられるはずだった芋のヘタを育ててみたというお話です。
■3月上旬
スーパーで、やや小ぶりの「紅あずま」が数本入った袋詰めを買った。
■3月10日頃
3本が料理された。その際に捨てられるはずだった切れっ端6個(3個の芋の両端)を水につけてみた。
■3月15日
6個中1個に根が出ていることをは発見。他にも根のようなものがある個体あり。
■3月30日
6個中2個で根が伸びており、さらに芽が出ていることを発見。
■4月2日
6個中2個に葉が出ているのを発見。
他の1個にも根が生えていることを確認。
■4月6日
最初の2個は葉が多くなった。
後続の1個も芽が出てきた。
根も芽も出ない3個は廃棄。1本の芋に芽の出る側と出ない側があるものと推測。
☆ ここまで、水は毎日替えてきた ☆
■4月8日
プランターに移植。
中央が出遅れた1個。
■4月23日
葉が大きくなり、順調に育っている。
■6月4日
プランターが葉で覆い尽くされている。畑への定植を考える。
出遅れていた株も、いつのまにか先行2株に追いついていた。
☆ ここまで、毎日水やり ☆
■6月7日
各株から元気のいい蔓を1本ずつ「苗候補」に選んで切り取り。
■6月9日
各「苗候補」の発根を確認。正式に「苗」に昇格。
■6月10日
庭の一隅を畑にして、苗を定植。
■6月12日
無事に活着したらしいことを確認。
■7月3日
すこぶる元気。
■8月28日
蔓が横に広がるのを避けたくて、蔓を乗せる横棒を設置。
■9月27日
小山のように生い茂っている。
■10月5日
新しい葉も出続けているが、全体としては勢いに衰えがあるかも。
☆ 活着後は蔓を横棒に乗せる以外の世話なし ☆
☆ 水やり・肥料もなし ☆
■10月18日
定植から120日から140日が収穫の目安とのことなので、130日目にあたるこの日に芋掘りを決行。
黒マルチの上から触っただけでそれと分かる感触があった。
黒マルチを剥がしたところ。
3株とも大豊作。
ちなみに写真左下に写っているのはミミズ。
大きさがわかりづらいかもだけど、いちばん大きなものは、長さ22cm以上、太さ(直径)は9.5cmくらい。参考まで、シート押さえのピンの長さが14cm。
虫食いがあったり、割れてたりもするけど、売るわけではないので問題なし。
数日乾燥させ、その後、澱粉が糖に変わるまで熟成させるので、食べられるのはひと月くらい先かな。
4月上旬以降、ときどき様子をツイートしてきていたので、最後に収穫がなかったらどうしようと思っていたけど、予想以上の出来でよかった。