一円玉を鋳潰したい

★現行の硬貨を鋳潰すことは違法です★

1,000枚の一円玉を金融機関で紙幣に換えてもらおうとすると、1,100円の手数料がかかります。つまり、1,000円の価値のあるもの(というか1,000円そのもの)を、さらに100円の手数料を上乗せして引き取ってもらうことになり、後には何も残りません。

これではだれも交換などするはずもなく、引き出しの奥や、ペットボトルの中や、そこかしこに一円玉が死蔵されていくだけです。神社も「一円玉の賽銭はご遠慮ください」などと言わざるを得ない。

手数料は郵便局でも銀行でも同じようなので、つまりは、国は一円玉を回収する気がないということなのでしょう。

であれば、ここは法律を改正して、硬貨を鋳潰してインゴットにしてもいいことにしてはどうでしょう。

最近はアルミ地金の相場が高騰しており、1kgで470円ほどです。一円玉の素材は純粋なアルミニウムで、1枚1グラムなので、1,000枚の一円玉は300円以上でリサイクル業者さんに買い取ってもらえる気がします。

これならば手数料を払って引き取ってもらうよりもよほどいいし、募金や賽銭に使っても歓迎されるでしょう。また、我が国では採掘できないアルミ資源の有効活用にもなります。

それにしても、1,100円の手数料って何なのでしょう。異物が混入していないことを確認して、あとは重さを測れば一瞬で枚数が分かるはずですけどねえ。

★現行の硬貨を鋳潰すことは違法です★

写真と本文は関係ありません。

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2件のコメント

  1. ほんとほんと。おっしゃる通りです。でも悔しいけど、口は何も語りません。一円玉、可哀想。
    造幣局には心臓がドックドックと動いてる人はいないんですかね。

    1. コメントありがとうございます。
      キャッシュレス化を推進したいのなら、硬貨を鋳潰すことを認めた方が手っ取り早いという気がしますが、経済の混乱を招くとかそういうことがあるんでしょうかねえ。
      アルミ地金がこのまま高騰を続けて、1g1円を超えたらどうなるか、興味津々です。

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