ちょっと時間が経ってしまいましたが、話題になった彗星を観察してきました。
我が家の周辺やいつもの公園は、彗星の出現する西の空が開けていないので、市内のスーパーの屋上駐車場まで出向きました。ここの駐車場は午後8時半に閉鎖となりますが、彗星が見えるのは日没直後だけなので、問題ありません。
事前情報にもとづき金星を目印に探すと、すぐに肉眼で見つけることができました。彗星を直接見たのはヘールボップ彗星以来のことで、ちょっと感激しました。
例によってコンパクトカメラでの撮影もしてみました。薄明かりの残る空を相手に星を撮るというのは私には難題で、カメラの設定要領が分からず、あれこれ試してみましたが、なんとか彗星が雲に隠れる直前に数枚の撮影ができました。
撮影日時:2024年10月14日 18:05
撮影地:静岡県裾野市
カメラ:Canon PowerShot G9 X Mark II
F値:f/4
露出:4秒(1枚あたり)
処理:4枚の写真を手作業で加算合成して、コントラスト等を調整(Photoshop)
星の位置を基準に合成しているので、雲は実際よりもぼやけています。また、飛行機の軌跡が直線上に並びません。ただし、地上の風景は1枚だけで代表させています。
なんと今月はもうひとつのATLAS彗星(C/2024 S1)も来ているんですね。太陽近傍で消滅しなければ、金星を超える明るさになるかも知れないんだとか。その一方で、すでに崩壊が始まっているというニュースもあるようです。どうなるんだろう。