【枕草子春曙抄】五月のさうぶの/よくたきしめたるたき物の/月のいとあかきに

映像的に最も美しい段を読もうと思います。が、その前に、前段からの流れで「匂い」についての二題。 第二百六段 【本文】[是亦一段也]五月のさうぶの秋冬過るまであるが、いみしうしろみかれてあやしきを、ひきおり[イとり]あげた… 続きを読む 【枕草子春曙抄】五月のさうぶの/よくたきしめたるたき物の/月のいとあかきに

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【枕草子春曙抄】五月ばかり、山里にありく/いみじうあつき頃

さわやかな季節に、里山にハイキングに行った清少納言。 第二百四段 【本文】[是より例の筆のすさひ也] 五月ばかり、里山にありく、いみじくおかし。 沢(さは)水も、げにたゞいとあをく見えわたるに、うへは、つれなく草おひしげ… 続きを読む 【枕草子春曙抄】五月ばかり、山里にありく/いみじうあつき頃

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【枕草子春曙抄】笛は

前回に続き、清少納言が音楽について語っている段を読みます。 第二百二段 【本文】笛は よこぶえ、いみじうおかし。とをうよりきこゆるが、やう/\ちかうなりゆくもおかし。ちかゝりつるがはるかになりて、いとほのかにきこゆるも、… 続きを読む 【枕草子春曙抄】笛は

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【枕草子春曙抄】凡例、参考文書など

表記は原則として以下によっています。 ■版本の1文字に1文字の表記を対応させる。送り仮名などを補ったりしない。■漢字の旧字体はできるだけそのまま残す。■異体字は現在普通に使われているものに置き換える(异→異、帋→紙など)… 続きを読む 【枕草子春曙抄】凡例、参考文書など

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